杜松とは?
としょう
杜松とは、ヒノキ科ビャクシン属の常緑針葉樹で、針状の鋭い葉と青みがかった果実を持ち、盆栽や生け垣にも使われる樹木です。
杜松(ネズ、またはムロ)は、ヒノキ科ビャクシン属(ジュニペルス属)に属する常緑針葉樹です。学名はJuniperus rigidaで、日本・朝鮮半島・中国北部に広く分布し、日当たりの良い乾燥した山地や海岸沿いに自生します。
葉は針状で先端が鋭く硬く、触れると刺さるほどです。この特徴から生け垣や防犯目的の植栽に用いられることもあります。実は直径6〜8ミリほどの球果で、はじめは緑色、熟すと黒紫色(青みがかった黒)になります。この果実はジュニパーベリーとも呼ばれ、近縁の西洋種はジンの香り付けに使われることで有名です。
杜松の主な特徴と用途は次のとおりです。
- 鋭い針状の葉が密生し、独特の風貌を持つ
- 乾燥・寒さに強く、やせた土地にも適応
- 盆栽の素材として古くから用いられ、「杜松盆栽」として親しまれる
- 果実に芳香があり、燻製や民間薬に利用された歴史もある
盆栽の世界では直幹・斜幹・懸崖など多様な樹形に仕立てられ、荒々しい自然の景観を小さな鉢の中に表現する素材として高い人気を誇ります。
使い方・例文
杜松は盆栽愛好家の間で人気が高く、岩や石と組み合わせて山岳の景色を表現した石付き盆栽の素材としてよく用いられます。
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