望楼型天守とは?
ぼうろうがたてんしゅ
望楼型天守とは、大きな入母屋造の下層建物の屋根の上に小さな望楼を乗せた形式の天守で、安土桃山時代を中心に建てられた初期型の天守様式です。
望楼型天守(ぼうろうがたてんしゅ)とは、日本の城郭における天守形式の一つで、広大な入母屋屋根を持つ低層の主屋(主要建物)の屋根上に、一回り小さな望楼部分を突き出すように乗せた構造の天守です。上から見ると上層と下層の平面が一致せず、下層屋根の上に別棟を置いたような外観になります。
望楼型は天守建築の発生期(16世紀後半〜17世紀初頭)に広まった形式で、信長・秀吉の時代に多く建てられました。その後、各層の平面・架構を整然と積み重ねる「層塔型天守」が登場し、江戸時代にはこちらが主流となりました。
現存する望楼型天守の多くは国の重要文化財または国宝に指定されており、戦国〜桃山期の建築技術・美意識を今に伝える貴重な文化財として高く評価されています。
使い方・例文
犬山城(愛知県)の天守は現存する最古クラスの望楼型天守として国宝に指定されており、下層屋根の上に望楼が乗った独特の外観を実際に見学できます。
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