時価評価とは?
じかひょうか
時価評価とは、資産や負債をその時点の市場価格(時価)で評価・計上する会計上の方法です。
時価評価とは、保有する資産や負債について、取得時の原価ではなく、評価時点における市場価格(時価)で貸借対照表に計上する会計処理の方法です。日本の会計基準でも、金融商品会計基準や企業結合会計基準などに基づき、一定の資産に時価評価が義務付けられています。
時価評価が適用される主な対象には次のようなものがあります。
- 売買目的有価証券:期末に時価で評価し、評価差額は損益として認識
- その他有価証券:期末に時価で評価し、評価差額は純資産(その他有価証券評価差額金)として計上
- デリバティブ:原則として時価評価が適用される
- 投資不動産:IFRSでは時価モデルの選択が可能
時価評価の長所は、企業の財政状態をより実態に近い形で表示できる点です。一方、市場価格が大きく変動した場合に財務諸表が不安定になるという短所もあります。時価評価の浸透は、取得原価主義から公正価値主義への会計思想の転換を反映しています。
使い方・例文
企業が決算期末に売買目的で保有する株式の価格が取得時より上昇していた場合、その上昇分を有価証券評価益として損益計算書に計上するのが時価評価の典型例です。
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