施餓鬼とは?
せがき
施餓鬼とは、仏教の供養行事で、餓鬼道に苦しむ霊や無縁仏に食物などを施して供養する法要のことです。
施餓鬼(せがき)とは、仏教の重要な供養行事のひとつで、餓鬼道(がきどう)に堕ちて飢えと渇きに苦しむとされる霊魂や、供養する人のいない無縁仏に対して食物・水・施しを捧げる法要です。「施餓鬼会(せがきえ)」とも呼ばれます。
この行事の起源は、仏教経典のひとつ『救抜焔口餓鬼陀羅尼経』に由来するとされています。お釈迦様の弟子・阿難(あなん)が餓鬼から「あなたも3日後に死んで餓鬼道に生まれる」と告げられ、お釈迦様に相談したところ、餓鬼や無縁の霊を供養することで功徳を積み、難を逃れることができると教えられたという話が伝わっています。
施餓鬼はお盆の時期(8月)に行われることが多く、以下のような形で実施されます。
- 寺院で僧侶が読経を行い、施食(せじき)を整えて供養する
- 先祖の供養と合わせて行う場合が多い
- 宗派によって作法・時期・呼び方が異なる
施餓鬼には、先祖だけでなく縁もゆかりもない霊まで広く供養するという「慈悲」の精神が込められています。自分の先祖への供養とともに、すべての霊への回向(えこう)を行うことで、施した人自身にも功徳が積まれるとされています。
使い方・例文
お盆の時期に菩提寺で施餓鬼法要が営まれ、先祖の霊とともに無縁仏への供養を行った。
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