接続可能量とは?
せつぞくかのうりょう
電力系統に追加で接続できる発電設備の上限量で、系統の安定性を維持しながら受け入れ可能な発電容量を示す指標です。
接続可能量とは、電力系統(送配電ネットワーク)の安定運用を維持しながら、新たに接続・受け入れることができる発電設備の最大容量を指します。主に再生可能エネルギーの系統連系を検討する際に重要な指標となります。
電力系統は、発電量と消費量のバランスを常に保つ必要があります。太陽光や風力などの変動型再生可能エネルギーが大量に接続されると、出力変動への対応が困難になり、電圧や周波数の乱れが生じるリスクが高まります。接続可能量はこうした系統安定性の観点から算定される上限値です。
算定方法は系統運用者によって異なりますが、一般的には調整力(火力や揚水など需給調整に使える電源の容量)と最低需要量のバランスから計算されます。接続可能量が満杯になった地域では、新規の再エネ事業者が接続を断られたり、出力制御(カーテイルメント)を条件に接続を認められたりすることがあります。
日本では系統の「空き容量」の見える化が進んでいますが、算定方法の見直しや系統増強投資によって接続可能量を拡大する取り組みも続けられており、再エネ普及の鍵を握る概念です。
使い方・例文
太陽光発電事業者が新規事業地を検討する際に、地域の電力系統の接続可能量を確認し、系統に空きがあるかどうかを調べる場面で使われます。
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