拍車をかけるとは?
はくしゃをかける
「拍車をかける」とは、すでに進行している物事をさらに勢いづけ、加速させることを意味する慣用句です。
「拍車をかける」は、ある動きや傾向をさらに強め、スピードアップさせることを表す慣用句です。もともとは乗馬で使う「拍車(はくしゃ)」に由来します。拍車とは、乗り手がブーツのかかとに装着する金属製の器具で、馬の腹に当てて速度を上げるために使うものです。そこから転じて、「勢いをさらに高める」という意味で広く用いられるようになりました。
この表現の特徴は、すでに何らかの動きが存在していることが前提である点です。新しく物事を始めるのではなく、進行中の流れをより加速させる場合に使います。ポジティブな文脈でも、ネガティブな文脈でも使われます。
使用例の文脈として代表的なものを挙げます。
- 好調な業績がさらに伸びる要因が加わった場合(「好業績に拍車をかける新製品投入」)
- 悪化している状況がさらに深刻になる場合(「不況に拍車をかける円高」)
- 社会の変化や流行が加速する場合(「SNSの普及が情報拡散に拍車をかけた」)
ビジネス・経済・社会現象などを解説する文章やニュースで特に多用される表現であり、変化の加速を簡潔かつ力強く伝えられる点が重宝されています。類似表現には「勢いを増す」「さらに加速する」などがあります。
使い方・例文
「円安がインフレに拍車をかけ、家計の負担がさらに増している」のように、すでに進行中の傾向がより強まる場面で使われます。
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