折り返し運転とは?
おりかえしうんてん
折り返し運転とは、終点または途中駅で列車の進行方向を逆転させ、同じ線路を戻る形で運行を継続する方法です。
折り返し運転とは、列車が終着駅または途中の折り返し設備がある駅に到着した後、進行方向を逆にして再び出発する運転方式です。鉄道の運行においては日常的に行われる基本的な運転パターンのひとつです。
通常の折り返し運転では、終着駅で乗客を全員降ろし、運転士(および車掌)が反対側の運転台に移動してから折り返し運行を開始します。これを「乗務員交代なし折り返し」とも呼びます。一方、車両基地への入出庫と組み合わせた折り返しや、途中駅での折り返しも多く見られます。
途中折り返しが行われるケースは主に次のとおりです。
- 事故・設備障害により先の区間の運転を見合わせる場合(緊急折り返し)
- 朝夕ラッシュ時に特定の駅まで区間列車を設定する場合
- 終電・初電の運用効率を上げるための計画的折り返し
折り返し運転を行うには、転線設備(渡り線)や行き止まり式ホームが必要です。特に緊急時の折り返しは、乗客への周知や案内が重要となります。
また、折り返し運転は運行本数の調整にも活用されます。ラッシュ時間帯に都市中心部への運転本数を増やすため、郊外の特定駅で折り返す「区間列車」が設定されるのはその典型例です。
使い方・例文
路線の途中駅で「この列車は当駅止まりです。折り返し○○行きになります」とアナウンスされる場面が、折り返し運転の身近な例です。
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