本文へスキップ

打ち歩詰めとは?

うちふづめ

打ち歩詰めとは、将棋の禁じ手の一つで、持ち駒の歩を打つことで相手の玉を詰ませることを禁止するルールです。

打ち歩詰め(うちふづめ)とは、将棋における禁じ手(反則行為)の一つです。持ち駒の歩兵を打って、その手で直接相手の玉将(王将)を詰ます行為を禁止したルールを指します。なお、盤上にすでにある歩兵が動いて詰ます場合や、成り駒(と金)を打つ場合は禁じ手にはなりません。

このルールが設けられた理由については諸説ありますが、一般的には「歩は将棋の基本的な駒であり、その歩だけで詰めるのはあまりにも単純すぎる」あるいは「玉を逃げられる可能性を残す」という将棋の戦術的な趣向から生まれたとされています。このルールの存在により、玉側が詰め方に対して打ち歩詰めを利用した「打ち歩詰め逃れ」という局面が生まれ、詰将棋の面白さが広がります。

打ち歩詰めに関連する将棋の概念として以下のものがあります。

  • 二歩(にふ):同じ縦の列に2枚以上の歩を打つことも禁じ手
  • 詰将棋:打ち歩詰めを解の条件から外したパズル問題が多い
  • 打ち歩詰め逃れ:相手の打ち歩詰めになる手を逆用して詰みを防ぐ手筋

高段者の将棋では打ち歩詰めを巧みに逆用した「打ち歩詰め逃れの妙手」が生まれることがあり、詰将棋作品でも意図的に打ち歩詰めを使った問題が作られます。将棋の醍醐味の一つを生み出す重要なルールです。

使い方・例文

相手の玉を詰めようとした際に、持ち駒の歩を打って詰める状況になった場合、打ち歩詰めの禁則により反則負けになるため、別の駒での詰め方を探す必要があります。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語