手甲とは?
てっこう
手甲とは、手の甲から手首・腕にかけてを覆う布製または革製の防護具・装身具で、武具・農作業・武道など幅広い場面で使われてきました。
手甲(てっこう・しゅこう)は、手の甲から手首・前腕部にかけてを覆う装身具または防護具の総称です。素材・構造・用途によってさまざまな種類があり、時代や地域によって異なる形態で発展してきました。
主な用途と種類は以下のとおりです。
- 武具としての手甲:鎧の一部として手の甲を鉄や革で守るもの。籠手(こて)とも呼ばれ、甲冑に組み込まれた。
- 農作業・旅行用の手甲:布製で手の甲〜手首〜前腕を覆い、日焼け・擦り傷・汚れを防ぐ実用的な被覆具。江戸時代に農民や旅人に普及した。
- 武道・格闘技用の手甲:空手・柔術・剣道の一部流派や忍者の装束として描かれることが多い。
- ファッション・コスチューム:和装の演出や祭り衣装、現代のコスプレにも用いられる。
農作業用の手甲は特に明治〜昭和初期の農村で広く使われ、親指を通す穴と腕を覆う部分からなる簡素な布製品が一般的でした。現代でも農作業・ガーデニング用グローブの一形態として手甲型の製品が販売されています。
スポーツ用途では野球のバッターが着用する手甲ガードも「手甲」と呼ばれ、死球や打球から手を守る役割を果たします。
使い方・例文
野球の打者が死球から手を守るために装着するプロテクターや、時代劇・武道の稽古で武士が甲冑の一部として着用する場面で「手甲」という語が使われます。
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