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手を染めるとは?

てをそめる

「手を染める」とは、ある物事(特に悪いこと)に初めて関わり始めることを意味する慣用句です。

「手を染める」は、何かに初めて関わる・始めるという意味の日本語の慣用句です。もともとは染物で布を染料に浸すと手に色が付いてしまうことから、何かに手を出すと取り返しがつかなくなるというイメージで生まれた表現とされています。

現代では主に、悪事・危険・後ろめたいことに初めて踏み込む際に使われることが多い表現です。「犯罪に手を染める」「不正に手を染める」のように、その行為の深刻さや、一度関わると引き返しにくいというニュアンスを含んでいます。

一方で、必ずしも悪い意味だけではなく、「絵画に手を染める」「新しい事業に手を染める」のように、新しい分野や活動に踏み出すという中立・肯定的な使い方もされます。文脈によってニュアンスが変わるため、前後の言葉をよく確認することが大切です。

類義語としては「足を踏み入れる」「関与する」「首を突っ込む」などがあります。また「手を出す」も近い意味を持ちますが、「手を染める」のほうが、特定の世界や分野に深く入り込むという意味合いが強い傾向があります。日常会話や文学作品など幅広い場面で使われる、日本語らしい表現の一つです。

使い方・例文

「彼はギャンブルに手を染めたことで、次第に生活が乱れていった」のように、悪いことを始めるきっかけを説明する場面でよく使われます。

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