所得格差とは?
しょとくかくさ
所得格差とは、社会における人々の収入の差のことで、富裕層と低所得層の間に大きな経済的不平等が生じている状態を指します。
所得格差とは、社会の中で個人や世帯間に存在する収入(所得)の差のことを指します。広くは資産の格差(資産格差)も含めて経済的不平等として語られることが多く、現代社会における重要な政策課題のひとつです。
所得格差を測る指標としてよく用いられるのが「ジニ係数」です。0から1の間の数値で表され、0に近いほど平等、1に近いほど不平等であることを示します。先進国の中でも国によってジニ係数に差があり、社会保障制度の違いが影響しています。
所得格差が生まれる主な原因としては以下が挙げられます。
- 正規・非正規雇用の二極化による賃金格差
- 教育水準や職種による所得の差
- 株式・不動産などの資産を持つ層と持たない層の差
- グローバル化による高スキル人材と低スキル人材の所得差の拡大
所得格差が拡大すると、教育機会の不平等、社会的流動性の低下、犯罪の増加、社会的連帯の弱体化などの問題が生じるとされています。日本でも「格差社会」という言葉が広まり、相対的貧困率の上昇が問題視されています。
対策としては、累進課税制度の強化、最低賃金の引き上げ、教育への公的支援拡充、社会保障の充実などが政策として議論・実施されています。経済成長と格差是正をどう両立するかは、各国の政治・経済における中心的な論点であり続けています。
使い方・例文
所得格差の拡大が問題となっている国では、富裕層と低所得層の生活水準の差が大きく、社会的な分断が進んでいると報道される場面で使われます。
この用語をシェア
最終更新: