ジニ係数とは?
じにけいすう
ジニ係数とは、所得や資産の分配の不平等さを0から1の数値で表す統計的指標で、値が大きいほど格差が大きいことを示します。
ジニ係数(Gini Coefficient)とは、集団内の所得・資産・消費などの分配の不平等度を測る統計指標です。イタリアの統計学者コッラード・ジニが1912年に考案しました。
ジニ係数はローレンツ曲線を用いて算出されます。ローレンツ曲線は、人口の累積割合と所得の累積割合の関係を表したグラフで、完全に平等な分配(全員が同じ所得)の場合は対角線(完全平等線)と一致します。ジニ係数は、この対角線とローレンツ曲線の間の面積を対角線以下の三角形の面積で割った値として定義されます。
ジニ係数の読み方の目安は次のとおりです。
- 0に近い:所得が均等に分配されており格差が小さい
- 0.3〜0.4前後:中程度の格差(多くの先進国が該当)
- 0.5以上:格差が大きい状態(一部の発展途上国など)
- 1:理論上、1人が全所得を独占している状態
ジニ係数は国際比較や格差の推移を把握するのに便利な一方、同じ値でも分配のパターンが異なる場合があるなど限界もあります。日本の所得再分配後のジニ係数は先進国の中でも中程度に位置しており、社会保障の効果を測る指標としても活用されています。
使い方・例文
政府が税制・社会保障の改革を行う際、格差が拡大しているかどうかの客観的根拠としてジニ係数の推移が引用されます。
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