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我田引水とは?

がでんいんすい

我田引水とは、自分の都合や利益のために物事を解釈したり行動したりすることを表す四字熟語です。

我田引水(がでんいんすい)とは、「自分の田んぼにだけ水を引き込む」という農業の比喩から生まれた四字熟語で、自分の利益・都合・立場に合わせて物事を解釈したり、話を自分に有利なように進めたりする行為を指します。

語の構成は「我田(自分の田)に水を引く」という意味です。かつて農村では水の確保が農業の死活問題であり、水路の使い方をめぐる争いも珍しくありませんでした。そこから、他者のことを顧みず自分の利益だけを優先する態度をこの言葉で表すようになりました。

現代の使用場面としては次のようなものがあります。

  • 議論や討論で、相手の発言を強引に自分の主張の根拠に結びつける
  • 会議で自分の部署・グループに有利なように議題を誘導する
  • 統計やデータを都合よく切り取って解釈する
  • 文章の一部だけを引用して本来と異なる意味に使う

類義語として「手前味噌」「身びいき」「えこひいき」などがあります。英語では「pulling the water to one's own mill(自分の水車に水を引く)」という類似表現があります。批判的・皮肉的なニュアンスが強く、相手の発言や行動に対して指摘する際に使われることが多い表現です。

使い方・例文

「彼の発言は我田引水で、データの都合のいい部分しか紹介していない」「議論が我田引水になっていると感じたら、第三者の視点を入れることが大切です」といった使い方をします。

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