慣性の法則とは?
かんせいのほうそく
「法則」の用語まとめを見る慣性の法則とは、外力が働かない限り物体は静止または等速直線運動を続けるという、ニュートン力学の第一法則です。
慣性の法則(かんせいのほうそく)は、ニュートンの運動の第一法則とも呼ばれる物理学の基本法則です。「外部から力が加わらない限り、静止している物体は静止し続け、運動している物体は等速直線運動を続ける」という内容を表します。
「慣性」とは、物体が現在の運動状態(静止または運動)を維持しようとする性質のことです。質量が大きいほど慣性も大きく、状態を変えるためにより大きな力が必要となります。
慣性の法則は日常のあらゆる場面で体験できます。
- 電車が急ブレーキをかけると、乗客が前に倒れる(動いていた身体が止まろうとしない)
- テーブルクロスをすばやく引くと、その上の食器はほとんど動かない(静止を保とうとする)
- 宇宙空間で力を加えた物体は、永遠に直線上を飛び続ける
17世紀にアイザック・ニュートンがまとめたこの法則は、それ以前のガリレオ・ガリレイの研究を基盤としています。現代物理学や工学の礎であり、乗り物の設計・安全装置・宇宙探査機の航行計画など、幅広い分野に応用されています。力が加わらない状態を理解することで、力が加わった場合の運動(第二・第三法則)もより深く理解できます。
使い方・例文
「車が急停車したときにシートベルトをしていないと前に飛び出すのは、慣性の法則によって身体が動き続けようとするためです」のように使います。
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