御神木とは?
ごしんぼく
御神木とは、神社や霊地において神聖視され、神の依り代や神が宿るとされる木のことです。
御神木(ごしんぼく)とは、神社の境内や山岳の霊場などに生育する、神聖な存在として崇められる樹木のことをいいます。日本古来の自然信仰(アニミズム)に根ざした概念であり、特定の巨木や樹齢の長い老木が「神の依り代(よりしろ)」、すなわち神霊が宿る場所として扱われてきました。
御神木に選ばれる樹種は多岐にわたりますが、スギ・クスノキ・ケヤキ・イチョウなどが代表的です。なかでも樹齢数百年以上の巨木は、その圧倒的な存在感から畏敬の対象となりやすく、国や都道府県の天然記念物に指定されているものも少なくありません。幹にしめ縄が巻かれていることが多く、これは神域と俗界を分ける標(しるし)として機能しています。
御神木を切ることは神罰が下ると信じられてきたため、開発や道路整備の際に保全対象となるケースもあります。一方で、落雷や台風で倒れた御神木の一部が「お守り」や「御神木材」として頒布されることもあり、信仰と生活が結びつく例として見られます。パワースポットブームの影響を受け、近年は御神木に触れてエネルギーを得ようとする参拝者も増えており、観光・信仰双方の文脈で注目されています。
使い方・例文
境内の中央にそびえる樹齢800年のスギが御神木とされており、根元にはしめ縄が巻かれていた。
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