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形而上学とは?

けいじじょうがく

形而上学とは、存在・時間・因果・自由意志といった経験を超えた根本問題を論理的に探究する哲学の一分野です。

形而上学(けいじじょうがく、英語: Metaphysics)は、哲学中心分野のひとつで、「存在とは何か」「現実とはどのようなものか」「時間・空間・因果はいかに成立しているか」といった、自然科学の観察では直接答えられない根本的問いを扱います。

語源と歴史として、この語はアリストテレスの著作が整理された際に「自然学(Physica)の後(meta)に置かれた書」を指したことに由来します。アリストテレス自身は「第一哲学」と呼び、存在一般の原理を探る学として位置づけました。中世にはトマス・アクィナスが神の存在証明に形而上学を活用し、近代ではデカルト・ライプニッツ・カントがそれぞれ独自の形而上学体系を構築しました。

主な問題領域は以下の通りです。

  • 存在論:「あるもの」と「ないもの」の区別、普遍と個別
  • 因果論:原因と結果の必然性とは何か
  • 時間論:時間は実在するか、過去・現在・未来の関係
  • 自由意志と決定論:人間の選択は本当に自由か
  • 心身問題:心と体はどのように関係するか

20世紀以降、分析哲学の台頭により形而上学の語義自体が問い直されましたが、現代でも意識論や量子力学の解釈問題と絡めて活発に議論されています。

使い方・例文

「この問題は形而上学的だ」という言い方は、科学的証拠では決着がつかない根本的・哲学的な問いであることを示すときに使われます。

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