形成的評価とは?
けいせいてきひょうか
形成的評価とは、学習の途中段階で行われる評価のことで、指導や学習の改善を目的として継続的にフィードバックを与える手法です。
形成的評価(けいせいてきひょうか、Formative Assessment)は、教育において学習プロセスの途中で実施される評価の形態です。学習や指導の質を高めることを目的としており、学期末や単元終了後に行われる「総括的評価(サマティブ評価)」と対比されます。
形成的評価の主な目的は次の通りです。
- 学習者が現在どの程度理解しているかを把握する
- つまずきや誤概念を早期に発見して修正する
- 教師が指導方法を柔軟に調整する根拠とする
- 学習者自身が自分の進捗を自覚し自律的に学ぶ力を育てる
形成的評価の手法は多岐にわたります。小テスト、口頭発問、ノートの確認、グループ活動中の観察、自己評価シートなどがよく使われます。重要なのは、評価結果を点数や成績付けに直結させるのではなく、次のアクションへのフィードバックとして活用する点です。
教育研究者のブルームが提唱したマスタリーラーニング(完全習得学習)の理論的基盤として広まり、現代の学習指導要領でも「評価と指導の一体化」として重視されています。形成的評価を効果的に行うことで、学習者の学力向上や学習意欲の維持につながると考えられています。
使い方・例文
「授業の最後に短い振り返りシートを書かせるのは形成的評価の一例で、教師は次の授業の内容や進め方を調整するために活用する。」
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