府令とは?
ふれい
府令とは、日本の法制度において府(内閣府など)の長が法律の委任や職権に基づいて制定する命令(行政立法)のことです。
府令(ふれい)とは、日本の行政法における命令の一種で、府の長が制定する規範です。現行の日本国憲法・内閣法の体制のもとでは、主に内閣府令が該当し、内閣府設置法第7条第3項に基づき内閣総理大臣が制定します。
府令は法律や政令の下位に位置する行政立法であり、法律や政令が委任した事項や、府の所掌事務の範囲内で必要な細則を定めます。内閣府令の具体例としては、金融・消費者・防災・こども政策など内閣府が所管する各種法律の施行規則が挙げられます。
日本の法令の効力の序列は概ね次の通りです。
- 憲法(最高法規)
- 法律(国会が制定)
- 政令(内閣が制定)
- 府令・省令(府・各省の長が制定)
- 規則・告示など
歴史的には、明治憲法下では内務省・各省の「省令」と並び、旧内閣府や各府(東京府・大阪府など地方行政庁)が出す命令も「府令」と称しました。現代の地方自治においては地方公共団体の「条例・規則」が相当しますが、これらは府令とは異なります。法律文書や官報で「内閣府令第○号」として公示されます。
使い方・例文
消費者保護に関する法律の施行細則が「内閣府令」として制定・公布され、官報に掲載されるケースが府令の典型的な登場場面です。
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