小豆洗いとは?
あずきあらい
小豆洗いとは、日本の伝承に登場する妖怪の一種で、川のほとりでザザザと小豆を洗うような不気味な音を立てるとされる怪異です。
小豆洗い(あずきあらい)は、日本各地に伝わる妖怪または怪異現象のひとつです。夜の川辺や橋の下などから「ショキショキ」「ザザーッ」と小豆を洗うような音が聞こえてくる、あるいはそのような行動をする怪しい存在として語られます。姿が見えない場合も多く、音だけが鳴り響くタイプの妖怪として知られています。
地域によって呼び名や特徴が異なります。「小豆とぎ」「小豆研ぎ」などとも呼ばれ、東日本を中心に各地に類似した伝承が分布しています。一部の伝承では歌を歌いながら小豆を洗う姿が描かれており、「小豆とごうか人取って食おうか、ショキショキ」などの不気味な歌が伝わる地域もあります。
姿については、老婆の姿をしているとも、子どもの姿とも、あるいは形のない音の怪異ともいわれ、地域・時代によって様々です。水辺に現れる妖怪としての性格から、水の神や水死者の霊と結びつけて解釈されることもあります。
江戸時代の妖怪文化が盛んになる中で記録・絵画化され、鳥山石燕の妖怪画集などにも描かれています。現代では漫画・アニメ・ゲームなどにも登場し、日本の妖怪文化を象徴する存在のひとつとして親しまれています。
使い方・例文
「夜、川のそばを歩いていると小豆洗いの音が聞こえるという怪談が、この地方には昔から伝わっています。」日本の妖怪・怪談・民俗学を話題にする場面で登場します。
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