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とは?

ひろ

尋(ひろ)は水深や縄・ロープの長さを測るために使われてきた長さの単位で、約1.8メートルに相当します。

尋(ひろ)は、日本や東アジアで古くから使われてきた長さの単位です。両手を左右に広げたときの長さ(腕の長さ+胸幅の合計)を基準とし、1尋はおよそ1.8メートル(6尺)に相当します。

英語の「ファゾム(fathom)」はほぼ同じ定義を持つ単位で、1ファゾム≒1.8288メートルとされ、主に水深の計測に用いられてきました。日本語の「尋」も同様に、海の深さや漁網・錨綱の長さを表すのに重宝されました。

「深海(しんかい)」を意味する言葉「深み」にも関連しており、「○○尋の深さ」という表現は古典文学や漁業文化のなかに残っています。現代では計量法の整備によりメートル法が主流となり、日常的に尋を用いる場面はほとんどありません。

ただし、日本語の慣用句「八尋殿(やひろどの)」や「万尋(ばんじん)」のような表現は今も文学・詩歌で見られます。また、英語のファゾムは現在も海図や海洋調査の分野で使われることがあります。

使い方・例文

漁師が「この沖合は三十尋の深さだ」と言うとき、水深約54メートルを意味します。古典文学や時代小説で船の錨綱や水深を描写する場面でよく登場する単位です。

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