ファゾムとは?
ふぁぞむ
ファゾムとは、主に海の深さや水深を測るために使われる英米慣習の長さの単位で、1ファゾムは約1.83メートルです。
ファゾム(fathom)は、英米系の伝統的な長さの単位で、主に水深の計測に用いられてきました。1ファゾムは6フィートに相当し、メートル法では約1.8288メートルです。
語源は古英語の「fæthm(両腕を広げた長さ)」にあり、かつて水夫がロープを両腕で広げながら繰り出す動作から生まれた単位です。この実用的な起源ゆえに、航海・海洋調査の現場で長く使われ続けました。
ファゾムが使われる主な場面は次のとおりです。
- 海図における水深の表記(特に英語圏の旧来の海図)
- 錨泊時の水深確認と錨鎖の長さの把握
- 海底地形の記録・測量
- 潜水艦の運用深度の表現
現代の国際的な航海では、水深の単位としてメートルが主流となっていますが、英米の慣習では依然としてファゾムが用いられる場面があります。また「to fathom(理解する・真相を探る)」という英語の動詞表現もこの単位に由来しており、「底を測る」という意味から転じて「深く理解する」という意味で広く使われています。
使い方・例文
「この海域の水深は20ファゾム(約36メートル)」のように、航海や海洋調査の記録で水深を表す際に使われます。
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