封建制度とは?
ほうけんせいど
主君が家臣に土地を与えるかわりに、家臣が主君に忠誠を誓い、軍事的な奉仕などの義務を果たす、主従関係にもとづく支配のしくみのことです。
封建制度とは、主君が家臣に領地を与えるかわりに、家臣が主君に忠誠を誓い、軍事的な奉仕などの義務を果たすという、主従関係にもとづく支配のしくみのことです。
主君は自らが治める土地の一部を「封土」として家臣に分け与え、その土地から得られる年貢などの権益を認めます。土地を与えられた家臣はその見返りとして、戦の際に兵を率いて主君のために戦う軍役や、平時の奉公などの義務を負いました。このように、土地の給付と忠誠・軍事奉仕が対になった主従関係を基盤とする統治のしくみが封建制度です。
日本では鎌倉時代から江戸時代にかけて、将軍と御家人・大名の間に見られる主従関係を中心とした武家社会の統治体制として発展しました。ヨーロッパでも中世に、国王と諸侯、諸侯と騎士の間で同様の主従関係にもとづく統治が広く行われており、封建制度は世界の複数の地域で見られた歴史的な統治のあり方です。
中央集権的な統一国家とは異なり、各地の領主がそれぞれ一定の自治権を持つ点が封建制度の特徴で、近代化にともなって多くの国で解体され、中央集権的な国家体制へと移行していきました。
使い方・例文
江戸時代の日本では、将軍が大名に領地を与え、大名がその見返りに軍役を果たすという封建制度が続いていました。
この用語をシェア
最終更新: