審査請求とは?
しんさせいきゅう
審査請求とは、行政機関の処分や不作為に不服がある場合に、上級行政機関などに再審査を求める行政上の不服申立て手続きです。
審査請求とは、行政庁(国や地方公共団体の機関)が行った処分または不作為(なすべき処分をしないこと)に対して不服がある場合に、法律に定められた上級行政機関や審査庁に対して再審査を求める手続きのことです。日本では行政不服申立制度の中心的な手続きとして、行政不服申立法(2014年改正、2016年施行)に規定されています。
審査請求ができる主な場面には以下のものがあります。
- 税務署の課税処分に異議がある場合
- 生活保護の申請が却下された場合
- 建築確認の不許可処分に不服がある場合
- 運転免許の取消処分に不服がある場合
審査請求は原則として処分を知った日の翌日から3か月以内、処分の日の翌日から1年以内に行う必要があります。審査請求を受けた審査庁は、裁決によってその結果を申立人に通知します。裁決の種類には、請求を棄却する「棄却裁決」、処分を取り消す「認容裁決」などがあります。
審査請求の結果に不服が残る場合は、さらに裁判所に行政訴訟を提起することができます。行政と市民の間の紛争を裁判に移行させる前に行政内部で解決を図る仕組みとして重要な役割を果たしています。
使い方・例文
税務署から更正処分を受け納得できない場合、処分を知った日から3か月以内に国税不服審判所へ審査請求を申し立てることができます。
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