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宣統帝とは?

せんとうてい

宣統帝とは、清朝最後の皇帝・溥儀の廟号で、わずか3歳で即位し辛亥革命で退位した、中国帝政の終焉を象徴する人物です。

宣統帝(せんとうてい)は、清朝第12代(最後)の皇帝・愛新覚羅溥儀(1906年〜1967年)の廟号・年号に基づく呼称です。1908年、わずか2歳(数え3歳)で即位し、摂政の父・醇親王が補佐しました。

在位はきわめて短く、1912年の辛亥革命によって清朝が滅亡し、翌年退位。中華民国が成立し、2000年以上続いた中国の帝政は終わりを告げました。退位後も一定の優遇条件のもと紫禁城内に居住を続けましたが、1924年に軍閥によって宮殿を追われました。

その後の溥儀の人生は波乱に富んでいます。日本の関東軍に擁立されて1932年から1945年まで満洲国皇帝(康徳帝)として君臨しましたが、第二次世界大戦終結後にソ連軍に拘束されました。中国に送還されて戦犯として収容された後、特赦を受けて一般市民として余生を過ごし、1967年に北京で死去しました。

その数奇な生涯は映画「ラストエンペラー」(1987年、ベルナルド・ベルトルッチ監督)で描かれ、世界的に知られるようになりました。中国近代史の激動を凝縮した象徴的な人物として語り継がれています。

使い方・例文

中国近代史や清朝の終焉を学ぶ授業・書籍で、辛亥革命や満洲国について語られる際に「宣統帝(溥儀)」という名前が必ず登場します。

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