本文へスキップ

天地開闢とは?

てんちかいびゃく

天地開闢とは、天と地が初めて分かれて世界が始まったという、神話・宗教・思想における宇宙や世界の創造・起源を指す言葉です。

天地開闢(てんちかいびゃく)とは、混沌(カオス)の状態から天と地が分かれ、世界が秩序ある形として生み出された瞬間過程を指す言葉です。日本語では「開闢(かいびゃく)」が「初めて開き起こること」を意味し、宇宙創成・世界の始まりを語る神話や宗教的説話に広く用いられます。

日本の神話では、『古事記』『日本書紀』に天地開闢の記述があり、混沌とした状態から天地が分かれ、最初の神々(造化三神など)が現れたとされています。中国の神話では、盤古(パンク)という巨人が天と地を押し広げて世界を作ったという伝承が有名です。ギリシャ神話ではカオスからガイア(大地)やエロス(愛)が生まれたとされ、旧約聖書の「創世記」も同様の宇宙創造の物語を持ちます。

各文化の天地開闢神話には共通した要素が見られます。

  • 始まりに「混沌」や「虚無」がある
  • 対立する要素(光と闇・天と地・陰と陽)が分離する
  • 神や巨人などの存在が秩序をもたらす
  • 人間の創造へと続く物語の起点となる

現代では宇宙の始まりをビッグバン理論で説明しますが、天地開闢は人類が「なぜ世界はあるのか」を問い続けてきた姿勢そのものを象徴する言葉でもあります。

使い方・例文

「日本の天地開闢の神話を学ぶと、古代の人々が宇宙の起源をどのように想像していたかが伝わってくる」のように、神話・宗教・比較文化の文脈で使われます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語