天付きとは?
てんつき
天付きとは、印刷・出版の組版用語で、文字を版面の上端(天)に揃えて配置するレイアウトの方法です。
天付き(てんつき)とは、日本語の組版・印刷において、文字や行の先頭を「天」(ページや版面の上端)に揃えて配置するレイアウト方法を指す専門用語です。縦組みの場合は右端に、横組みの場合は上端に、文字を余白なく寄せて揃えることを意味します。
組版用語では、ページの四辺に次のような名称があります。
- 天(てん):ページ上端(または縦組みの右端)
- 地(ち):ページ下端(または縦組みの左端)
- ノド:製本した際の綴じ側の余白
- 小口(こぐち):綴じ側と反対の外側の余白
天付きは、目次・見出し・詩・箇条書きなど、特定のブロックを版面の基準点に揃えたいときに指定されます。反対に文字を「地」側に寄せる場合は「地付き」と呼びます。また、行内での縦方向の揃え方として「天付き・中央揃え・地付き」の三択を選ぶケースもあります。
デジタル組版やDTPソフト(InDesignなど)でも同概念が引き継がれており、テキストフレームの縦方向整列オプションとして「上揃え(天付き)」が設定できます。書籍・雑誌・カタログなど出版物の品質を左右する基本的なレイアウト概念の一つです。
使い方・例文
書籍の章扉や目次ページで、文字が版面の一番上から隙間なく始まっている場合、それは天付き指定によるレイアウトです。
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