天下りとは?
あまくだり
天下りとは、官僚や公務員が退職後に関係する民間企業や外郭団体へ再就職することをいいます。
天下り(あまくだり)とは、中央省庁や地方自治体の官僚・公務員が定年退職または早期退職した後に、在職中に所管・監督していた民間企業や公益法人・独立行政法人などに再就職する慣行のことをいいます。
天下りが問題視される主な理由には次のようなものがあります。
- 所管官庁と受け入れ先企業の間に癒着が生まれ、規制が甘くなるおそれがある
- 行政の公正・中立性が損なわれ、公共調達や許認可で特定企業が優遇されやすくなる
- 高額の報酬や退職金が税金・公共料金によって賄われるケースへの批判
- 人材の流動性を妨げ、組織の新陳代謝を阻害する
日本では国家公務員法の改正(2008年施行)により、府省庁による再就職斡旋が原則禁止され、「官民人材交流センター」を通じた制度的な再就職支援に移行しました。しかし、水面下での斡旋行為やOBを通じた事実上の天下りが発覚するケースは後を絶たず、依然として社会問題となっています。
一方、行政経験を持つ人材が民間や公益法人で活躍すること自体は必ずしも否定されるものではなく、透明性の確保と利益相反の防止が制度上の課題とされています。
使い方・例文
「元国土交通省の幹部官僚が所管する建設会社の顧問に就任したことが、天下りではないかと国会で問題にされた。」
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