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天・地・小口・ノドとは?

てんちこぐちのど

天・地・小口ノドとは、本や冊子の各辺に与えられた専門用語で、製本や印刷の現場で使われる書籍の部位名称です。

天・地・小口ノドは、書籍や雑誌・パンフレットなど冊子状の印刷物の各辺を指す製本・印刷用語です。本を正しい向きに立てたとき、それぞれ次の部位を指します。

  • 天(てん):本の上辺。天の方向(上部)のことを指す
  • 地(ち):本の下辺。天の反対側で、本棚に置いたとき下になる部分
  • 小口(こぐち):本の開く側の辺。ページをめくるときに指をかける側
  • ノド:本の綴じてある側の辺。背表紙に隣接した内側部分

これらの用語は、デザインや印刷の指示書・製本仕様書を作成する際に欠かせません。たとえば「天地各10mm、小口15mm、ノド20mmの余白を取る」といった形で使われ、ページレイアウトを精密に指定するために用いられます。

特にノドは、ページをひらいたときに内側に隠れてしまう部分であるため、読みやすさを確保するために他の辺より広めの余白(ノドアキ)を設けることが一般的です。無線綴じや中綴じなど綴じ方によってノドの見え方が異なるため、製本方法に合わせて適切な余白設計が求められます。

これらの用語を理解しておくことは、書籍・カタログ・同人誌などを制作する際のレイアウト設計において非常に重要です。

使い方・例文

同人誌や書籍をデザインする際に、DTPソフトのマージン設定で「天15mm・地15mm・小口12mm・ノド20mm」のように指定する場面で登場します。印刷所への入稿データ作成時にも必須の知識です。

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