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天の川銀河中心核とは?

あまのがわぎんがちゅうしんかく

天の川銀河中心核とは、私たちの銀河系の中心に位置する超大質量ブラックホールを含む高密度・高エネルギーの天体領域のことです。

天の川銀河中心核とは、私たちが属する銀河である天の川銀河(銀河系)の幾何学的な中心付近に存在する、極めて高密度かつ高エネルギーの天体領域を指します。地球からは約2万6千光年の距離にある「いて座A*(Sgr A*)」と呼ばれる超大質量ブラックホールがその中核を成しています。

いて座A*の質量は太陽の約400万倍と推定されており、周囲の星やガスはこの巨大な重力源の影響を受けながら公転しています。2022年には国際的な電波望遠鏡ネットワーク「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」がいて座A*のシャドウ(ブラックホールの影)の撮影に成功し、その存在が画像として直接確認されました。

銀河中心核の周辺は以下のような特徴的な環境を持っています。

  • 恒星の密度が銀河円盤の一般領域に比べて非常に高い
  • 強力なX線・電波・赤外線などの高エネルギー放射が観測される
  • ガス雲や分子雲が多数存在し、星形成活動が活発な領域を含む
  • 可視光線では星間塵に遮られるため、赤外線や電波での観測が主体となる

銀河中心核の研究は、銀河の形成・進化や超大質量ブラックホールの役割を解明するうえで天文学の重要な課題であり、観測技術の進歩とともに理解が深まっています。

使い方・例文

電波望遠鏡による観測で、天の川銀河中心核にある超大質量ブラックホール「いて座A*」の周囲を高速で公転する星の軌道が測定され、ブラックホールの質量推定に活用されています。

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