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大君とは?

たいくん

大君とは、日本や朝鮮など東アジアで使われた高貴な君主・将軍・王族を指す称号で、江戸時代の徳川将軍を指す語としても知られます。

大君(たいくん / おおぎみ)は、東アジアで用いられた高位の君主・支配者を指す称号です。日本語では「おおぎみ(大君)」と読む場合と「たいくん」と読む場合があり、文脈によって異なる意味を持ちます。

日本では古代において天皇や皇族への敬称として「おおぎみ」が用いられました。万葉集でも「大君(おおきみ)は神にしませば」という表現があり、天皇の神聖性を強調する語として機能しました。

江戸時代(17〜19世紀)には、幕府の将軍が外交上「大君(Tycoon / たいくん)」を称号として使いました。これは天皇と将軍の権威を外国に対して区別しながら、将軍の実質的な支配権を示すためのものでした。アメリカ等との条約交渉においても「大君(Tycoon)」の名が用いられ、英語で「大物・実力者」を意味するタイクーン(tycoon)という語はここに由来します。

朝鮮では「大君(テグン)」が王の嫡子(正室の子)に与えられた称号であり、側室の子である「君(クン)」と区別されました。李氏朝鮮時代の王族の序列を示す重要な称号のひとつです。

使い方・例文

「幕末の外交史を扱う文献では、徳川将軍が「大君」を名乗って欧米各国と条約を結んだ経緯が詳しく記されており、英語のtycoonという語との関連も説明される。」

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