堅信礼とは?
けんしんれい
堅信礼とは、キリスト教において洗礼後に行われる秘跡(サクラメント)のひとつで、聖霊の恵みを受けて信仰をさらに固める儀式です。
堅信礼(けんしんれい)は、キリスト教の各教派において信者が洗礼後に受ける重要な宗教的儀式で、ラテン語では「コンフィルマティオ(確認・強化)」と呼ばれます。カトリック教会では「七つの秘跡」のひとつに数えられており、信仰を主体的に確認し、聖霊の力によって強められることを目的とします。
カトリック教会の堅信礼では、司教が額に聖香油(クリスマ)を塗って「聖霊の賜物を受けなさい」と唱えるのが基本的な形式です。一般的に洗礼から数年後、信者が信仰の内容を十分に学んだ段階で行われます。日本では多くの場合、中学生前後の年齢で受けることが多いです。
教派によって位置づけや儀式の形は異なります。
- カトリック:七つの秘跡のひとつ。司教が主礼者となり、額に油を塗る
- 東方正教会:洗礼・堅信・聖体拝領の三つを幼児期に連続して行う(正教会では「香油塗布」と呼ぶ)
- プロテスタント:秘跡とはみなさない教派が多く、「信仰確認式」として行う場合がある
- 英国国教会(聖公会):カトリックに近い形で行う
堅信礼は、信者が幼児洗礼で受けた信仰を成人として自ら確認し、教会共同体に正式に参加する意味を持つ通過儀礼です。この儀式を経ることで、教会の全ての活動に完全な形で参加できるようになるとされています。
使い方・例文
「彼女は中学2年生のときに教会で堅信礼を受け、洗礼名に加えて守護聖人の名前を選んだ」というように、カトリック信者の信仰の節目を語る場面で使われます。
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