聖霊とは?
せいれい
聖霊とは、キリスト教の三位一体論において父なる神・子なるキリストと並ぶ第三の位格であり、神の働きを世界にもたらす霊的存在です。
聖霊(せいれい、英語: Holy Spirit)は、キリスト教神学の根幹をなす三位一体(父・子・聖霊)の第三位格です。目に見えない神の霊として、信者の内側に宿り、信仰を育み、神の意志を実現すると信じられています。
神学的背景として、聖霊は旧約聖書の時代から「神の息吹」として登場し、預言者たちに霊感を与える存在として描かれています。新約聖書ではイエス・キリストの洗礼時に鳩の姿で降り、ペンテコステの日には炎と風として弟子たちに注がれたと記されています。この出来事はキリスト教会の始まりとも位置づけられています。
聖霊の働きとして主に以下が挙げられます。
- 信者の心を神へと導く照らしと感化
- 祈りや礼拝の場でのとりなし
- 霊的な賜物(癒し・預言・知恵など)の授与
- 聖書の著者への霊感(啓示)
カトリック・東方正教会・プロテスタントいずれもこの教義を共有しますが、聖霊の発出を巡る解釈(フィリオクェ問題)は東西教会分裂の一因ともなりました。現代においても聖霊論(pneumatology)は神学の重要分野です。
使い方・例文
「聖霊が降った」という表現は、礼拝の場や祈祷会で神の臨在が感じられる体験を指すときに使われます。また「聖霊の賜物」は信者が神から与えられた特別な能力を指します。
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