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垂木とは?

たるき

垂木とは、屋根の勾配に沿って棟から軒先に向かって斜めに渡される細長い部材で、屋根下地を支える骨組みの一部です。

垂木(たるき)とは、屋根の傾斜面を構成するために棟木(むなぎ)や桁(けた)の上に、勾配に沿って斜めに並べて渡される細長い構造部材です。屋根野地板(のじいた)や屋根葺き材を受ける役割を担い、屋根全体の骨格を形成する重要な部位です。

垂木は通常、一定間隔で並列に配置されます。木造建築では杉や松などの木材が多く使われ、断面は矩形(かくがた)が一般的です。棟から軒先へ向かう直線状の「並垂木(なみたるき)」と、屋根の隅部において斜め方向に延びる「隅垂木(すみたるき)」があります。

垂木の種類と役割の詳細は以下の通りです。

  • 並垂木:屋根面の大部分を占め、一定の間隔(垂木間隔)で配列される基本の垂木
  • 隅垂木・配付垂木:屋根の入隅・出隅部に対応するために角度を調整した垂木
  • 飛簷垂木(ひえんだるき):社寺建築で軒の出を長くするために二重に配置された外側の垂木
  • 地垂木(じだるき):二軒(ふたのき)構造の内側の垂木

垂木は軒の出の長さや屋根の形状を決定づける要素でもあります。日本建築、特に社寺建築では、垂木の配列ピッチや断面形状が意匠上の重要な要素となり、放射状に広がる「扇垂木(おうぎだるき)」のような高度な技法も発展しました。現代建築でも木造住宅において垂木は欠かせない構造材であり、屋根の耐久性と形状の双方を左右します。

使い方・例文

屋根の内側や軒裏から覗くと、等間隔に並んで棟方向から軒先へ伸びる細い木材が垂木で、屋根材を支える骨組みとして機能しています。

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