土石流とは?
どせきりゅう
土石流とは、大雨や火山活動などで山腹の土砂と石が水と混合し、斜面を高速で流れ下る自然災害のことです。
土石流(どせきりゅう)とは、山間部や急斜面において、大量の雨水や融雪水が土砂・岩石・流木などと混合し、谷や沢を伝って猛烈な勢いで流れ下る土砂災害の一種です。流速は一般に時速20〜40kmに達することもあり、人が逃げる間もなく集落や道路を飲み込むことがあります。
発生のメカニズムは、集中豪雨などによって山腹の土砂が水を含んで不安定になり、崩落した土砂が谷底の水流と一体化して流動化することで始まります。土石流は通常の河川の流れと異なり、土砂と水が一体となった泥の塊として流れるため、破壊力が非常に大きく、コンクリートの構造物をも押し流すことがあります。
土石流が発生しやすい条件には次のようなものがあります。
- 急勾配(15度以上)の沢や谷がある地形
- 脆弱な地質や風化した岩盤の存在
- 短時間に大量の降雨(時間雨量20mm以上が目安)
- 過去に山腹崩壊や火山噴火があった地域
日本では国土の多くが急峻な山地で構成され、梅雨・台風の季節に集中豪雨が多いため、土石流の発生リスクが高い地域が全国に広がっています。国や自治体はハザードマップの整備や砂防ダムの設置などで被害軽減を図っています。
使い方・例文
大雨警報や土砂災害警戒情報が発令されたとき、山沿いや渓流近くに住む人々は土石流の危険があるため早めの避難が求められます。
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