囲碁のコミとは?
いごのこみ
囲碁のコミとは、後手の黒番に対して先手である白番が不利を補うために受け取るハンデとして地の数に加算される点数のことです。
囲碁のコミ(コミ出し)とは、囲碁のルールにおいて白番(後手)が有利になるよう設けられたハンデポイントのことです。囲碁では黒番(先手)が先に打てるため、そのまま同じ条件では黒が有利になります。この不公平を是正するために、勝敗の判定時に白番の獲得地に一定の点数を加算する制度がコミです。
コミの具体的な値は時代と棋院・競技規定によって異なりますが、現在の日本棋院・関西棋院の規定では6目半(ろくもくはん)が採用されています。「半」が付くのは引き分けをなくすためで、これにより黒が中押し勝ち(投了)以外の終局では白が必ず0.5目以上の差で区別されます。
コミの歴史は比較的新しく、プロ棋戦への導入は20世紀中頃です。当初は4目半、その後5目半、さらに研究の進歩とコンピュータ解析の発展により現在の6目半が適切とされています。中国ルールでは7目半を採用するなど国際的に統一されているわけではありませんが、いずれも先手有利を補正するという目的は共通しています。
アマチュアの対局においても現代ではコミ出しが標準となっており、置き碁(ハンデ対局)と区別して「互先(たがいせん)」の対局で適用されます。
使い方・例文
「黒が地を稼いでも、最後にコミ6目半を引いて計算すると白の勝ちになった」のように、終局後の勝敗判定の場面で使われる用語です。
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