和道流とは?
わどうりゅう
和道流とは、1934年に大塚博紀が創始した空手道の流派で、柔術の体捌きを取り入れた独自の理念を持つ日本の空手四大流派のひとつです。
和道流(わどうりゅう)は、1934年(昭和9年)に大塚博紀(おおつか ひろのり)によって創始された空手道の流派です。大塚は神道楊心流柔術の師範であり、船越義珍から松濤館流空手を学んだ後、柔術の理念と空手の技術を融合させて和道流を確立しました。
和道流の最大の特徴は、「和の道」という名前が示すように、力による正面衝突を避け、相手の力を受け流す「体捌き(たいさばき)」を重視する点にあります。これは柔術の根本原理である「柔よく剛を制す」に通じる考え方です。
技術的な特徴として以下が挙げられます。
- 体捌きによる回避と反撃の同時動作
- 突きや蹴りが比較的コンパクトで素早い
- 組手では相手に密着した間合いでの技が多い
- 柔術由来の関節技や投げ技の概念も内包している
和道流は現在、松濤館流・剛柔流・糸東流とともに日本空手協会や世界空手連盟(WKF)が認定する四大流派のひとつとして国際的に普及しており、世界各地に道場が存在します。競技空手においても和道流の選手が国際大会で活躍しています。
使い方・例文
空手道場を選ぶ際に「和道流」と看板に書かれていれば、体捌きを重視した柔らかい空手スタイルを学べることを意味し、他流派との試合では独特の間合いの取り方が特徴として現れます。
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