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松濤館流とは?

しょうとうかんりゅう

松濤館流とは、船越義珍が沖縄の唐手を本土に伝え体系化した空手流派で、現在世界で最も広く普及している空手流派のひとつです。

松濤館流(しょうとうかんりゅう)とは、空手の主要四大流派のひとつで、船越義珍(ふなこし ぎちん)が沖縄の唐手(からて)を大正時代日本本土へ伝え、その後体系化・発展させた流派です。「松濤館」とは船越が東京に開いた道場の名称に由来し、流派名として定着しました。

松濤館流の技術的特徴としては、以下の点が挙げられます。

  • 長い前後スタンス(前屈立ち・後屈立ち)による安定した重心
  • 直線的で力強い突き・蹴りの動作
  • 大きく深い立ち方による下半身の強化
  • 基本・形・組手の三本柱による体系的な稽古

形(かた)では平安(ヘイアン)シリーズをはじめ、抜塞(バッサイ)・観空(カンクウ)・燕飛(エンピ)など多数の形が伝承されており、それぞれに技術的な意味と段階的な難易度があります。

船越義珍は「空手に先手なし」という哲学を掲げ、空手を単なる格闘技ではなく人格形成の手段として位置づけました。この精神は松濤館流の教育理念として今日も受け継がれています。

現在、松濤館流は世界空手連盟(WKF)の競技空手においても主流流派のひとつとして認められており、オリンピック競技空手においても多くの選手が松濤館流をベースに活躍しています。世界100か国以上に普及しており、空手の国際的普及に最も貢献した流派のひとつとされています。

使い方・例文

空手道場の多くは松濤館流またはその影響を受けた流派を指導しており、「平安初段」から始まる形の稽古は松濤館流の入門として世界中で行われています。

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