同訓異字とは?
どうくんいじ
同訓異字とは、読み方(訓読み)は同じでも異なる漢字が使われる語のことで、日本語の書き分けを難しくする要因の一つです。
同訓異字(どうくんいじ)とは、訓読みが同じでも、使う漢字が異なる語や語群のことをいいます。日本語では一つの和語(訓)に複数の漢字が対応することがあり、文脈や意味によって書き分ける必要があります。
日本語の漢字は音読みと訓読みの二系統があり、訓読みは主に日本古来の和語に漢字を当てはめたものです。一つの発音に対して複数の意味・漢字が存在するのは、異なる意味を持つ和語が偶然同じ発音になった場合や、似た意味の漢字を複数の言葉に使い分けるようになった歴史的経緯があります。
代表的な例を挙げると以下のようになります。
- 「あける」→ 開ける・明ける・空ける
- 「かえる」→ 帰る・返る・変える・換える
- 「とく」→ 解く・溶く・説く
- 「はかる」→ 計る・測る・量る・図る・謀る
これらは文脈から意味を判断して正しい漢字を選ぶ必要があり、日本語の文章作法において重要な知識です。誤った漢字を使うと意味が変わってしまうため、文章を書く際には特に注意が求められます。
国語教育では小学校から扱われるテーマであり、文章の精度や表現力を高めるうえで欠かせない概念です。
使い方・例文
「試験で『はかる』という語を使う際、数値を計る・長さを測る・重さを量るなど、同訓異字を正しく書き分けることが求められた」というように使われます。
この用語をシェア
最終更新: