古流とは?
こりゅう
古流とは、近代以前に成立し、現代まで伝承されてきた日本の伝統的な武術・芸能・芸道の流派のことです。
古流(こりゅう)とは、主に江戸時代以前に創始され、師から弟子へと口伝・稽古を通じて継承されてきた日本の伝統的な流派を指します。武術・武道の分野では剣術・柔術・槍術・弓術などに多くの古流が存在し、それぞれ独自の技法体系と哲学を持ちます。
古流の特徴として、以下の点が挙げられます。
- 型(かた)を中心とした稽古体系
- 免許制度による段階的な技術伝授
- 口伝書や秘伝書による知識の継承
- 師から弟子への直接指導を重視する師弟関係
武術以外でも、華道・茶道・能楽・日本舞踊・三味線などの芸能分野においても「古流」と称する流派が存在します。たとえば華道では古流(こりゅう)という独立した流派名でも知られ、江戸時代中期に確立された生け花の様式を今日まで伝えています。
現代の競技武道(柔道・剣道など)が標準化されたルールのもとで行われるのに対し、古流は実戦を想定した多様な技法を保存・伝承している点に大きな意義があります。文化財的な価値も高く、無形文化財として保護されているものも少なくありません。
使い方・例文
剣術では「新陰流」「示現流」「北辰一刀流」などが著名な古流として知られ、現代でも道場で稽古が続けられています。
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