古帛紗とは?
こぶくさ
古帛紗とは、茶道で茶器を扱う際に下に敷いたり包んだりするために使う小型の布のことで、裂地の美しさも鑑賞の対象となります。
古帛紗(こぶくさ)は、茶道の点前(てまえ)において茶碗や茶入などの茶道具を扱う際に使用する、小ぶりな布製の敷物です。絹織物の「裂(きれ)」で仕立てられており、その素材・柄・色合いが茶道具と調和するよう選ばれます。
古帛紗の主な用途は次の通りです。
- 客が茶碗を受け取る際、手に持つ前に古帛紗の上に載せて拝見する
- 茶入や棗(なつめ)などを持ち運ぶ際に下に敷いて保護する
- 棗や茶入の「拝見」の場面で、その道具を乗せて受け渡す
一般的な帛紗(ふくさ)と異なり、古帛紗はひと回り小さく(おおよそ15cm×15cm前後)、裂地(きれじ)の種類が豊富です。名物裂(めいぶつぎれ)と呼ばれる格式の高い裂地を使ったものは特に珍重され、それ自体が鑑賞の対象となります。使う場面や季節・道具に合わせて裂地を選ぶことも、茶道の深い楽しみの一つです。
使い方・例文
茶事の席で客人が薄茶の茶碗を受け取る際、膝の上に古帛紗を広げてその上に茶碗を乗せ、丁寧に拝見する様子が見られます。
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