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双鉤法とは?

そうこうほう

双鉤法とは、書道において人差し指と中指の2本を筆の軸に添えて筆を持つ技法で、安定した筆圧と運筆を可能にします。

双鉤法(そうこうほう)とは、書道における筆の持ち方(執筆法)のひとつで、人差し指と中指の2本を筆の軸の前側に引っ掛けるように添えて持つ方法です。「双鉤」とは「二本の鉤(かぎ)」を意味し、2本の指で筆を前方から支える形に由来します。

双鉤法の基本的な持ち方は次のとおりです。

  • 親指を筆軸の左側に当てる
  • 人差し指・中指の2本を軸の前側(手前側)に引っ掛ける
  • 薬指・小指は軸の後ろ側(奥側)に軽く添える
  • 筆は垂直に近い角度で立てて持つ

これに対して人差し指1本だけを添える持ち方は「単鉤法(たんこうほう)」と呼ばれます。双鉤法は指2本で支えることで筆の安定性が増し、力強い線や細かいコントロールが求められる楷書・行書などに適しているとされます。

中国・日本の書法においては双鉤法が標準的な執筆法として広く普及しており、書道教育でも基本として教えられることが多いです。ただし書家によって微妙な持ち方の違いがあり、最終的には書体や用途に合わせた持ち方が模索されます。正しい執筆法を身に付けることは、長時間の練習でも手が疲れにくく、安定した線質を保つ上でも重要です。

使い方・例文

書道の入門書や指導の場で「双鉤法で筆を持つと、楷書の縦線が安定してまっすぐに引けるようになります」といった説明とともに登場します。

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