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南蛮貿易とは?

なんばんぼうえき

南蛮貿易とは、16世紀中頃から17世紀初頭にかけて、日本とポルトガル・スペインとの間で行われた海外貿易のことです。

南蛮貿易(なんばんぼうえき)とは、16世紀中頃から17世紀初頭にかけて、日本ポルトガルおよびスペインとの間で行われた貿易のことです。当時の日本人はポルトガル人・スペイン人を「南蛮人」と呼んでいたため、この名称がつきました。

南蛮貿易のはじまりは、1543年のポルトガル人による種子島への鉄砲伝来とされています。その後、ポルトガル商人はマカオを拠点として日本との貿易を開始し、主に長崎・平戸・堺などの港が貿易の舞台となりました。

主な貿易品の内訳は次の通りです。

  • 輸入品:生糸・絹織物・火薬・ガラス製品・香辛料・砂糖・時計・西洋絵の具
  • 輸出品:銀・刀剣・漆器・扇子・銅

南蛮貿易は単なる物品交換にとどまらず、キリスト教の布教活動(宣教師フランシスコ・ザビエルの来日など)とも深く結びついていました。織田信長はキリスト教を保護しつつ貿易を利用しましたが、豊臣秀吉はバテレン追放令(1587年)を発令してキリスト教を制限しました。江戸時代に入り、幕府は1639年にポルトガル船の来航を禁止し、南蛮貿易は事実上終わりを告げました。南蛮貿易は日本に西洋の技術・文化・宗教をもたらし、戦国時代の日本社会に大きな変革をもたらしました。

使い方・例文

「南蛮貿易で輸入された鉄砲は、戦国時代の戦い方を根本から変えました」「長崎は南蛮貿易の主要港として栄え、その文化的影響は長崎カステラなどに今も残っています」という形で使われます。

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