南海トラフ地震とは?
なんかいとらふじしん
南海トラフ地震とは、フィリピン海プレートが沈み込む南海トラフ沿いで発生するマグニチュード8〜9クラスの巨大地震です。
南海トラフ地震とは、日本列島の南側の海底に延びる南海トラフ(駿河湾から日向灘沖にかけての海溝状の地形)を震源域として発生する大規模な地震のことです。フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込む際にひずみが蓄積され、限界に達したとき一気に解放されることで発生します。
歴史的には、宝永地震(江戸時代)や昭和東南海地震・昭和南海地震など、おおむね100〜150年の間隔で繰り返し発生してきた記録があります。政府の試算では、次回発生した場合には最大でマグニチュード9クラスの揺れと、高さ数十メートルに及ぶ津波が太平洋沿岸を中心に到達するとされています。
主な影響が想定される地域や被害項目は以下の通りです。
- 静岡・愛知・三重・和歌山・高知など太平洋沿岸への大津波
- 東海・近畿・四国・九州にわたる広域の強震動
- 建物倒壊・火災・ライフラインの長期停止
- 港湾・交通インフラの広域損傷による物流停滞
政府は「南海トラフ地震臨時情報」制度を設け、大規模地震が起きた際の広域避難・事前防災の仕組みを整備しています。自治体や住民レベルでの備蓄・避難計画の策定が重要な社会課題となっています。
使い方・例文
南海トラフ地震への備えとして、沿岸自治体では津波避難タワーの整備や住民避難訓練が定期的に実施されています。地震発生後に数分以内に高台へ逃げることが命を守る基本とされています。
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