医者の不養生とは?
いしゃのふようじょう
「医者の不養生」とは、人に助言や指導をする立場の人が、自分自身はその教えを実践していないことを揶揄したことわざです。
「医者の不養生(いしゃのふようじょう)」は、日本語のことわざのひとつで、他人に健康の大切さを説く医者が、自分自身は不規則な生活や不健康な習慣を続けていることを指した表現です。
「不養生(ふようじょう)」とは、健康管理を怠ること、身体を大切にしないことを意味します。医者は専門知識を持ち、患者に生活習慣の改善や健康維持を指導する立場にあります。しかし実際には、不規則な勤務や多忙さから自分自身の健康をおろそかにしがちという現実が、このことわざを生んだと考えられています。
このことわざが示す本質的な意味は、知識や言葉と実際の行動が乖離しがちな人間の傾向を批判的に捉えた点にあります。似た表現として「紺屋の白袴(こうやのしろばかま)」があります。染物屋(紺屋)でありながら自分の袴は染めずに白いまま、つまり他人の仕事はするが自分のことは後回しにする、という意味で同様の皮肉を含みます。
現代では医者に限らず、栄養士が食生活を乱していたり、教育者が自分の学習をおろそかにしていたりするケースを指す比喩表現として広く使われています。言行不一致や自己矛盾を指摘する場面で用いられることわざです。
使い方・例文
禁煙外来を担当する医師が喫煙していると知られたとき、「医者の不養生だ」と周囲に言われることがあります。
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