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判者とは?

はんじゃ

判者とは、和歌歌合わせや連歌などで作品の優劣を審査・判定する役割を担う人物のことです。

判者(はんじゃ)とは、平安時代以降に行われた歌合わせ(うたあわせ)連歌の会において、左右に分かれた詠み手が披露した作品を比較し、どちらが優れているかを判定する審判役の人物を指します。

歌合わせとは、参加者が左右の組に分かれて和歌を詠み合い、その優劣を競う貴族社会の文芸的遊びです。判者はその場の権威ある人物、多くは歌の名手や高位の貴族が務めました。判者は「判詞(はんし)」と呼ばれる批評文を述べて勝敗を宣告するとともに、なぜその歌が優れているかを論じる役割も担いました。

判者の役割は単なる審判にとどまらず、当時の歌の評価基準や美意識を体現する存在でもありました。有名な例としては、藤原俊成や藤原定家が歌合わせの判者として活躍し、その判詞が後世の歌論に大きな影響を与えました。

歌合わせは天皇・上皇の主催による大規模なものから、貴族の私的な集まりまでさまざまな形式があり、判者の存在はその文化的権威を象徴するものでした。

使い方・例文

平安・鎌倉時代の歌合わせの記録を読む際や、和歌史・文学史の文脈で「判者を藤原俊成が務めた」といった形で登場します。

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