再生可能エネルギー海域利用法とは?
さいせいかのうえねるぎーかいいきりようほう
再生可能エネルギー海域利用法とは、日本の領海・排他的経済水域での洋上風力発電などの海洋再エネ開発を促進するための法律です。
再生可能エネルギー海域利用法(正式名称:海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律)は、2019年に施行された日本の法律です。従来は法的な根拠が不十分であった排他的経済水域(EEZ)内での洋上風力発電の開発を法的に整備し、促進することを目的としています。
この法律の主な内容は以下のとおりです。
- 政府が「促進区域」を指定し、公募を通じて事業者を選定する
- 選定された事業者は最長30年間の占用許可を得て発電設備を設置できる
- 漁業者や地域との協議を義務づけ、利害調整の仕組みを設ける
- EEZおよび領海を対象とし、領海内の一般海域も対象に含む
背景には、日本が四方を海に囲まれ洋上風力の資源ポテンシャルが非常に高い一方、海域の法的な占用制度がなく事業化が困難だったという課題がありました。この法律により、北海道から九州まで複数の促進区域が指定され、大手電力会社や再エネ事業者による大規模な洋上風力事業が動き始めています。
政府は2030年までに洋上風力を大幅に拡大する目標を掲げており、この法律は日本の再生可能エネルギー拡大の鍵となる制度として位置づけられています。
使い方・例文
秋田県沖や千葉県銚子沖が促進区域に指定され、公募で選ばれた事業者が洋上風力発電所の建設を進めています。
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