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信濃国とは?

しなののくに

信濃国とは、現在長野県にあたる令制国で、日本最多の郡数を持ち「信州」とも呼ばれた内陸の大国です。

信濃国(しなののくに)は、日本の律令制度のもとで設置された令制国の一つで、現在長野県全域にほぼ相当します。東山道に属し、「信州」という呼称でも広く親しまれています。

信濃国は10郡(諏訪・筑摩・安曇・小県・更級・埴科・水内・高井・佐久・伊那)から構成され、令制国の中で最も多くの郡を持つ国として知られています。面積も大きく、甲斐・越後・上野・武蔵・遠江・三河・美濃飛騨の8か国と国境を接する内陸の要衝でした。

地形は山岳地帯が大部分を占め、日本アルプス(北・中央・南アルプス)や八ヶ岳連峰が連なります。諏訪盆地・松本盆地・長野盆地・伊那谷などの盆地が農業地帯として発展し、古くから稲作や養蚕が盛んでした。

戦国時代には武田信玄が甲斐から信濃に勢力を広げ、上杉謙信と川中島で繰り広げた合戦は日本史上有名な戦いの一つです。江戸時代には複数の藩が置かれ、松本藩・高遠藩・飯田藩などが各地を統治しました。明治時代に廃藩置県が行われ、1871年に長野県として統合されました。

使い方・例文

歴史書や時代小説で「信濃国に武田軍が侵攻した」のように使われ、現在でも長野県を「信州」と呼ぶ際にこの令制国の名称が生きています。

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