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佐渡国とは?

さどのくに

佐渡国とは、現在新潟県佐渡島全体に相当し、古来より流刑地や金銀山で知られた日本海の離島の律令国です。

佐渡国(さどのくに)は、律令制のもとで北陸道に属した国で、現在新潟県佐渡市(佐渡島全域)に相当します。本州から日本海を隔てた離島という立地から、古代・中世・近世を通じて流刑地として重用されました。

流刑者として著名なのは、順徳天皇承久の乱後に配流、島内で没)、日蓮(文永8年〈1271年〉に配流後赦免)、世阿弥(能楽の大成者。永享年間に配流)などです。厳しい島の環境の中でも、日蓮は多くの著作を執筆し、世阿弥は能楽の理論を深めたとされます。

近世には佐渡金山・銀山(相川金銀山)が江戸幕府の重要財源となり、幕府直轄領として厳重に管理されました。最盛期には多くの労働者が島内に集住し、独特の文化や芸能(佐渡おけさ・鬼太鼓など)が育まれました。相川金銀山は「佐渡島の金山」として世界遺産登録(2024年)を達成しています。

明治維新後の廃藩置県により佐渡国は廃止され、現在は新潟県佐渡市として一島一市の行政単位を形成しています。豊かな自然・伝統文化・トキの保護活動でも知られ、観光地としても重要な地位を持っています。

使い方・例文

「日蓮が流された佐渡国は、歴史の教科書や流刑に関する文学作品でしばしば登場します」のように使われます。

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