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京鹿の子絞りとは?

きょうかのこしぼり

京鹿の子絞りとは、京都で発展した伝統的な絞り染めの技法で、布を細かく括ることで白い粒状の模様を生み出す高度な染色工芸です。

京鹿の子絞り(きょうかのこしぼり)は、京都の伝統的な絞り染め技法の一つです。絞り染めとは布地の一部をくくりや縫い締めなどで固定してから染色し、固定した部分に染料が入らないようにして模様を作る染色技法の総称ですが、その中でも京鹿の子絞りは特に精緻で品格のある仕上がりで知られています。

名称の「鹿の子」は、できあがる模様がシカの子(バンビ)の背中の白い斑点模様に似ていることに由来します。布を米粒ほどの細かさで一粒一粒手作業でくくっていくことで、染め上がり後に無数の白い点が規則正しく並ぶ独特の模様が生まれます。

この技法の主な特徴は次の通りです。

  • 熟練の職人が一粒ずつ手でくくるため、高度な技術と膨大な時間を要する
  • くくりの数が多いほど細かく美しい模様となり、価値が高くなる
  • 染め上がり後に括りを解くと布に独特の凹凸感(シボ)が残る
  • 振袖・訪問着・帯揚げなど格の高い着物に多く用いられる

京鹿の子絞りは1976年に経済産業大臣指定の伝統的工芸品に指定されており、現在も京都の職人によって受け継がれています。一着の着物を仕上げるのに数万個以上の括りが必要なこともあり、完成品は非常に高価ですが、その精緻な美しさは日本染織工芸の頂点の一つとして高く評価されています。

使い方・例文

京鹿の子絞りは成人式や結婚式で着用する高級振袖や帯揚げに多く用いられており、白地に鮮やかな染色が施された鹿の子模様は和装の席で特別な存在感を放ちます。

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最終更新:

同じ読みのことば

「きょうかのこしぼり」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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