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乳頭温泉郷とは?

にゅうとうおんせんきょう

乳頭温泉郷とは、秋田県仙北市の乳頭山麓に点在する七つの温泉宿からなる温泉地で、ブナ原生林に囲まれた秘湯の雰囲気で知られます。

乳頭温泉郷(にゅうとうおんせんきょう)は、秋田県仙北市田沢湖高原の乳頭山(標高1478メートル)の山麓に広がる温泉地の総称です。七つの宿(鶴の湯・妙乃湯・蟹場温泉・孫六温泉・黒湯温泉・大釜温泉・休暇村乳頭温泉郷)がそれぞれ独立した源泉を持ち、それぞれに異なる泉質が楽しめる点が大きな魅力です。

乳頭温泉郷の泉質の多様性は全国でも稀有で、同一エリア内に硫黄泉・塩化物泉・炭酸水素塩泉・硫酸塩泉など複数の種類が湧出しています。それぞれの宿が独自の源泉を守り、露天風呂や混浴など昔ながらの湯治場の雰囲気を残しています。

各宿の主な特徴を以下に示します。

  • 鶴の湯:茅葺き屋根の建物が残り、乳白色の湯で最も有名。予約が取りにくい人気宿
  • 黒湯温泉:標高が高く山深い場所に位置する、硫黄の香りが強い湯
  • 蟹場温泉:豊富な湯量と広い露天風呂で知られる
  • 妙乃湯:清流沿いに位置し、二種の泉質が楽しめる

乳頭温泉郷は複数の宿の入浴を楽しめる「湯めぐり帖」のシステムを導入しており、各宿の多様な湯を回る旅が人気です。ブナやナラの原生林に抱かれた秘境感と、秋の紅葉シーズンの景観が合わさり、日本有数の「秘湯」として旅行雑誌でも高い評価を受け続けています。最寄りの田沢湖駅からバスでアクセスできますが、積雪期は一部の宿が休業するため、訪問前の確認が必要です。

使い方・例文

乳頭温泉郷では「湯めぐり帖」を購入すると複数の宿の湯に入ることができ、泉質の違いを比べながら温泉めぐりをする旅行者に人気です。秘湯・露天風呂好きの間では国内屈指の温泉地として頻繁に名前が挙がります。

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